目的

21世紀に入り,アジア・アフリカでは,大都市とくにメガシティへの人口集中が加速している.首都では大都市圏化が進み,土地利用の機能分化,都市活動の水平的・垂直的拡大が急速に進行している.この状況を踏まえ,本プロジェクトは,ウェブGISの技術を援用して,発展途上諸国の首都における都市化のプロセスを可視化するとともに,多種多様な空間分析を行うことを目的とする.Landsat MSS/TM/ETM/OLI-TIRS, ALOS AVNIRS, ASTER Global DEM等の衛星画像のイメージデータをもとに,リモートセンシング技術を利用して土地被覆分類を行い,1990年代以降土地利用/被覆がどのように変化したかを明らかにする.さらに,コロプレスマッピングや属性検索,空間検索の手法などを駆使して,都市化プロセスの定量的な把握を試みる.

研究代表者

Professor Dr. Yuji Murayama (村山祐司)

プロジェクトリーダー

Dr. Ko Ko Lwin

データ作成

Dr. Ronald C. Estoque, Shyamantha Subasinghe, Hou Hao and Hao Gong

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mura@geoenv.tsukuba.ac.jp

都市化を空間可視化する

Overview

c 2014, Division of Spatial Information Science, University of Tsukuba